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| cholon 札幌 : これからのEvent |


romi-unie Parade 2010 2月26日〜3月7日!



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お菓子研究家のいがらしろみさんが、再び札幌にやって来ます。
2月26日(金)から3月7日(日)まで、チョロン札幌本店で開催する「romi-unie Parade 2010」では、鎌倉にあるいがらしさんのジャムの店「Romi-Unie Confiture(ロミ・ユニ・コンフィチュール)」のジャムに加えて、2008年秋に東京・学芸大学にオープンした「Maison romi-unie(メゾン・ロミ・ユニ)」のサブレやパウンドケーキも販売もします。春の気配を感じ始める季節。おいしいジャムとお菓子を楽しみましょう。


チョロンでいがらしろみさんをお迎えするのは2008年1月以来。今回はジャム16種類、焼き菓子10種類ほどを携えていらしていただきます。初日、2日目にはろみさんが店頭に立って、3種類のサブレ、3種類のパウンドケーキの量り売りも。好きな枚数や重さのお菓子を買うことができます。またこの2日間だけ、出来たてのスコーンも販売します。

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ジャムは次の通り。どれもおいしそう! 迷います。
アニヴェルセール(いちごとフランボワーズ)、ミミ(いちごとリュバーブ)、コント・ド・プランタン(いちごとミントと黒こしょう)、メロディー(いちごとはちみつとラベンダー)、タタン(りんごとバニラとキャラメル)、カシュ・カシュ(いちじくとカシス)、イリュミネ(キウイとアプリコット)、リュクス(アプリコットとバニラ)、キュリオジテ(ブルーベリーとヘーゼルナッツ)、プレジール(バナナとオレンジ)、アミティエ(レモンとオレンジのマーマレード)、ジャポネーズ(ゆずとレモンとはちみつのマーマレード)、フレーズ(いちごミルク)、キャラメル・カフェ(キャラメルとコーヒー)、キャラメル・ブルターニュ(キャラメルと発酵バターとゲランドの塩)、シトロン・ジャンジャンブル(ジンジャーとレモンとはちみつ)

焼き菓子はケーキが8種類で、ケークオフリュイ(昔ながらのフルーツケーキ)、ポワール(洋梨のケイク)、パンプルムース(自家製グレープフルーツのコンフィを刻んだケイク)など。サブレは5種類で、ショートブレッド、バターガレット、レモンクッキーなどです。サブレ5種の詰め合わせも用意します。こっちもどれにしようか迷います…。

2月19日に発売される、いがらしろみさんの新刊「romi-unieのスコーン+ジャムとクリーム」(主婦と生活社)も並びます。お楽しみに。


◎ジャム教室のご案内
ジャム教室は2月26日(金)午前11時と午後3時の2回、チョロン本店2Fスペースで。各回約2時間の予定です。3種類のジャムについて、いがらしろみさんから直接、作り方やコツを学びます。ジャムのメニューは(1)シンプルなりんごのジャム(2)塩バターキャラメルクリーム(3)いちごミルクジャムーの3種類。出来上がったジャムは小瓶に入れて、お持ち帰りいただけます。各回定員16人。参加費は4,500円です。先着順で、定員になり次第、締め切ります。
*各回とも定員になりましたので締め切りました。

| cholon 札幌/代官山 : これまでのLive |


きこえるシンポジウム 札幌と代官山で開きました



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ミュージシャンのHARCO(ハルコ)さんQuinka,with a Yawn(キンカ、ウィズアヨオン)さんが、キャンドルナイトが各地で行われる冬至と夏至の時期に合わせて年2回ペースで続けている、ライブとエコのイベント「きこえるシンポジウム2009」を、2009年12月19日に札幌本店で、同24日(クリスマスイブ!)に代官山の店内で開きました。

kiko442.jpg同シンポジウムは今回で5シーズン目。この冬の「きこえるシンポジウム」は札幌と東京のチョロンで。北海道では初めての開催となりました。ライブの後半には会場の電灯をすべて消し、楽器やマイクの電源も落として、すべて生音での演奏も。キャンドルのゆらめく光の中、二人のやさしい歌声が響き合い、美しいハーモニーがきこえる素敵な夜になりました。

札幌本店でのシンポジウム当日は雪。そんな中で大勢のお客様にいらしていただきました。ありがとうございました。HARCOさん、Quinkaさんは、二人のユニットHARQUAの曲のほか、お互いがソロで発表している曲も二人で披露。じんわりと、胸にしみこんでくるような、美しい演奏でした。

この日、Quinkaさんはチョロンの黒いワンピースに、これもチョロンのレースのネックレス姿。黒い帽子もかぶっていたので、HARCOさんからは「神父さま」と呼ばれ、チョロンの棚に飾ってあった十字架のオブジェを無理矢理持たされたりもしていました。

20091220_1067028.jpgシンポジウム恒例のゲストトークコーナーには、市民風車によるグリーン電力使用の普及、省エネルギーなどの活動をしているNPO法人北海道グリーンファンドの小林ユミさんが登場。この朝、3人は石狩市の市民風車「かぜるちゃん」を見学に。トークではその見学の様子や、グリーン電力の仕組みとその意義、この前日に閉幕したCOP15についてなどをテーマに楽しく、分かりやすく、お話しいただきました。身近なことからできるいろいろなことに気付かされました。市民風車応援してます! 小林さん、ありがとうございました。

20091220_1067031.jpgこの日は日中、本店2Fスペースで「きこえるフェスティバル」と題して、チョロンのイベントではいつもお世話になっているフード隊(チムチム、miel、Re-works、Cucciolo)のみなさんにも出店していただき、それぞれカレー、焼き菓子、ドリンク、パンを販売してもらいました。こちらにもたくさんのお客様にいらしていただきました。本当にありがとうございました!

ライブが終わって外に出ると雪模様。ぴりっとした寒さの中でライブのことを思い出して、とてもすがすがしい気分になりました。そして、できることから何かエコにも取り組んでみようという気持ちにもなりました。


20091225_1082952.jpg札幌に続いて開催した代官山でのシンポジウムには、立ち見が出るほどたくさんの方においでいただきました。思ったより長時間のイベントになり、立ってごらんになっていただいた方にはたいへんだったと思います。本当にありがとうございました。

この日は初台にあるお菓子屋さんSunday Bake Shopの特製ドリンクを1杯サービス。お客様にはマイカップ持参を事前にちょっとだけ呼びかけていたんですが、なんとおよそ半数の方が持って来てくださいました。

20091225_1082948.jpgライブの1曲目はHARQUA名義でリリースしているアルバムからの「森がよみがえる日」。ピアノを弾きながら歌うHARCOさんの甘い歌声、美しいコーラスを付けるQuinkaさんの独特の柔らかい声。2人のハーモニーで、チョロン代官山の店内の空気が、やんわりと穏やかで落ち着く感じに変わります。HARCOさんの「世界でいちばん頑張ってる君に」、Quinkaさんの「ハルニレ」(超名曲!)など、素敵な演奏が続きました。

20091225_1082950.jpgトークタイムのゲストは作家の廣瀬裕子さんとエディターの山村光春さん。毎日の暮らしでエコを実践し、また原発などのエネルギー問題に対してもさまざまに行動、発信している廣瀬さん。山村さんも長年の取材、執筆活動などを通してエコについての関心を高められています。

トークは山村さんの楽しい司会で進行。廣瀬さんの著作にもある身の回りの小さなエコから、青森・六ヶ所村のウラン再処理工場の話題まで、幅広いテーマでお話いただきました。HARCOさん、Quinkaさんも「みんなが、ほんのちょっと意識して何かを始めたり、環境問題に関心を持てば、確実に変わっていきます」などと話されていました。

この後は2人もブロガーとして参加しているウェブマガジン「おひさまスタイル」についての紹介も。この日はおひさまスタイルのみなさんにもおすすめグッズを販売するブースを出していただきました。
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休憩を挟んで、ライブ後半。2人の歌声が響き合う「Green Curtain House」が終わると、会場の照明が消されました。キャンドルの灯りが2人を照らします。クリスマスに合わせて特別に演奏された、しっとりした「クリスマスソング」が胸にしみ込むよう。そしてついには音響設備の電源も落として、生ギターと歌声だけの「ナイトハイク」を。ラストの「hide&seek」では、暗い会場に流れるHARCOさんのピアニカ、Quinkaさんのグロッケン、2人の歌がお客様をあたたかく包み込みました。アンコールも生音の「Thank you」。本当に美しい演奏でした。

札幌、代官山で開いた今冬の「きこえるシンポジウム」。さまざまなみなさんの協力で、とてもいいイベントになりました。寒い中ご参加いただいたみなさん、改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。そしてHARCOさん、Quinkaさん、出店などしていただいた関係者のみなさんにもお礼を。機会があったら、また「きこえるシンポジウム」を、そしてお二人のライブなどもチョロンで行いたいと思います。

| cholon 札幌 : これまでのLive |


羊毛とおはな LIVE IN LIVING 09 CAFE TOUR



RIMG2253.JPG.jpeg2009年10月9、10の両日、大好きなアコースティックデュオ「羊毛とおはな」を札幌へお招きしました。羊毛とおはなの北海道ライブは今回が初めて。ボーカルのおはなさんこと千葉はなさんは北海道へいらしたことがあるそうですが、ギターの羊毛さんこと市川和則さんは北海道へ来ること自体が初めて、とのこと。たくさんのお客様にお越しいただき、あたたかく、感動的なライブとなりました。

今回は東京・下北沢にあるmona recordsとの共同企画。全国30カ所以上を回った、羊毛とおはなのカフェツアーの最後に北海道にやって来てくれました(東京でのラストを除く)。ずっと楽しみにしていた、札幌での羊毛とおはなのライブに期待が高まります。

P1120225.JPG.jpeg初日はチョロン本店のご近所のムジカホールカフェで。ライブでは、デビューアルバムの曲から、最新の「LIVE IN LIVING 09」に収録された曲まで、オリジナル、カバーを取り交ぜて演奏していただきました。

大好きな「おまもりのうた」やCMソングにもなっている「晴れのち晴れ」などのオリジナル曲に胸を締めつけられ、「Englishman in New York」や、これもCMに使われている「All you need is love」などのカバーも楽しい。市川さんの繊細で美しいギターに、はなさんの柔らかくて力強い歌声が重なり、羊毛とおはなの音楽がホールに、そして心に響きました。

曲間のMCでは、はなさんが「寒すぎます」と札幌の印象を話し、市川さんの薄着っぷりを厳しくつっこむ場面も。また3人目のメンバーとして、今回のツアーを一緒に回っている、羊の「やまだ君」(ぬいぐるみ)も紹介されました(ライブ終了後はやまだ君の写真を撮影する人が続出)。最後の「デイドリームビリーヴァー」では手拍子も起こり、ほのぼのとした雰囲気で初日は終了しました。

RIMG2268.JPG.jpeg2日目はチョロン本店で演奏していただきました。はなさんは鮮やかなオレンジの衣装で、市川さんはこの日は帽子を脱いで登場です。やまだ君は雑貨の棚の上からお二人を見守ります。

ライブは「君住む街角」からスタート。おはなさんの歌声が、チョロンの高い天井に気持ちよく響きます。「ララルラ ラルララ」「僕は空にうたう」などのオリジナル曲を挟んで、羊毛さんの力強いギターが美しい「ビッグ.イエロー・タクシー」などのカバーも。素晴らしい演奏に胸を打たれました。

RIMG2261.JPG.jpeg曲間のおしゃべりも快調。この日のライブでは開演10分前に、ご予約いただいたお客様が全員そろい、遅れてこられる方が一人もいなかったということに、羊毛さんもおはなさんもびっくり。羊毛さんは「北海道の県民性です」と断言されていました。

あっという間に最後の曲。そして、1回目のアンコールで名曲「手のひら」を演奏した後には、予想外のダブルアンコールが。「今回のツアーでは2度目のダブルアンコールです!」とおはなさん。予定していなかった「デイドリームビリーヴァー」の演奏に、会場は大盛り上がりでした。羊毛とおはなのお二人、素晴らしい演奏を本当にどうもありがとうございました。終演後はサイン会&撮影会も行われました。お二人のお人柄もあって、アトホームな雰囲気でライブを終えることができました。

P1120203.JPG.jpeg2日間のオープニングアクトを務めていただいた「ハーモニックハンモック(ハモハモ)」のみなさんもありがとうございました。本当に素晴らしかったです。ほとんどのお客様がハモハモ初体験だったのですが、何人もから「ファンになりました」との感想をいただきました。現在レコーディング中で、年内には初のミニアルバムをリリース予定とのこと。チョロンでも応援していきたいと思います!

P1120234.JPG.jpegおまけ写真は終演後の「羊毛とおはな」「ハーモニックハンモック」。おはなさんのダブルピース、羊毛さんの微妙なピースが何ともいえません。ハモハモのボーカル・タリエさん、バイオリンのウーさんにはちょうど写真展を開催中だった写真本「葉っぱカタログ」を持っていただいています。そしてハモハモリーダー清野さんの存在感。素敵です。みなさん、また札幌にいらしてくださいね。お待ちしております!

*薄着の羊毛さん。北海道を離れる際には、着ていたシャツを新千歳空港に忘れて、なくしてしまったそうです…。

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「楓美のかぎ針で編む、かわいいもの」展を開きました



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チョロンのカタログやホームページでもおなじみのモデル楓美(ふみ)さんが、大好きなかぎ針編みで手づくりした作品を集めた本「はじめてのハンドメイド 楓美のかぎ針で編む、かわいいもの」(日本ヴォーグ社)を9月28日に出版。これを記念して「楓美のかぎ針で編む、かわいいもの」展を、2009年10月3日から23日まで、チョロン代官山の店内で開きました。
 
 
「手づくりの時間」

手づくりの作品は、一つ一つ異なった表情を持つ。
その日の自分を映し出す鏡のよう。

あれやこれやと手を動かしていくうちに、
レースやボタンたちが重なり合い、おしゃべりをはじめると、
作品がクルクルと動き出すように、表情が輝きだす。

無心で編んでいるうちに、いつの間にか心豊かになれる。
やさしい気持ちになれる幸せな時間。
それが、私にとっての手づくりの時間。

〜「楓美のかぎ針で編む、かわいいもの」本文より〜
 
 
楓美さんは実は小さいころから手づくりが大好きだったそう。初めての本には、楓美さんのファッションセンスを生かしたかわいい作品がいっぱいです。難しいテクニックは使わずに、縁編みやモチーフを中心にアクセサリーからウエアのリメイクまでのかぎ針編み作品を、楓美さん自身の着こなしとともに紹介しています。

作品展では、これらの作品を並べたほか、楓美さん手づくりモチーフ付のミニバッグなどを数量限定で、またシュシュなどが作れるオリジナルキットも販売。このほか本に掲載されている楓美さんの写真も展示しました。撮影したのは楓美さんとのコンビでたくさんの作品を撮っている写真家の中島千絵美さんです(チョロンの写真もお願いしています)。

楓美さん自身も何度もお店に足を運んでくださって、お客様と楽しくお話していただきました。

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「ごはんのうつわ展2009」を開きました



P1110745.JPG.jpeg2009年8月1日から9日まで、本店2Fスペースで器の展覧会「ごはんのうつわ展2009」を開きました。鎌倉にあるギャラリー「うつわ祥見」が選んだ、全国11人の作家の手による、めし碗や皿、鉢、急須、湯のみなど、食卓に並ぶ日々の器がたくさん並びました。たくさんの方にご来場いただき、手に取ってご覧いただきました。

P1110762.JPG.jpeg初日夜には、「うつわ祥見」主宰の祥見知生(しょうけん・ともお)さんを囲んでお話しする会「日々を愛する器」も行いました。みなさんで器を手に包み込み、その感触を確かめながら、楽しくおしゃべりしました。

お話会に祥見さんは自宅で使っている器を数点持参。時間を経たそれらの器は、展示されている新しい器に比べて、粉引きのものも、南蛮焼締のものも、手触りや重さ、質感が大きく変化していました。参加者全員に祥見さんの器を回して、新しい器とともに実際に感触を確認していただいたところ、その変わりぶりに驚きの声が上がるほど。

P1110731.JPG.jpeg祥見さんは「器は作家が作り上げて完成ではなく、使い続けることで、どんどん自分のものに変化していきます。貴い時間を経ることで美しくなっていくんです」とおっしゃいます。祥見さんの持参された器はところどころ欠けていたり、傷が付いていたりしましたが、その手触りは何とも心地良く、でこぼこの形も確かに美しく感じられました。祥見さんは「欠けたり、割れたりしても、あきらめずに、その器と付き合っていくこと。変化を楽しんでほしい」とも。

P1110734.JPG.jpegまた、お話会では今回出展している作家についても詳しく紹介いただきました。共通しているのは、どの作家もとても真摯に土と向き合っているということ。何だか当たり前のように聞こえますが、仕事でたくさんの器を見ている祥見さんは「正直いえば心に何も響いてこない器を作っている作家が圧倒的に多い。そんな中、今回出展いただいた方々は制作の姿勢、作品への向き合い方がまったく違う」と、作家たちの「本気」についてさまざまなエピソードを交えて語っていただきました。そして「今回出展している作家たちを見続けていてほしい。そうすることが、作家を育て、そしてその作品を育てていくことになるのですから」とおっしゃっていました。

P1110735.JPG.jpeg会期中には2度、3度と足を運んでくださったお客様もいらっしゃいました。また以前に札幌で開かれた、うつわ祥見さんの展示にいらして、その時に購入した器を大切に使っているという方も大勢いらっしゃいました。みなさん本当にありがとうございました。また、いつか祥見さんと一緒に、たくさんの器をみなさんに見ていただく機会をつくりたいと思います。

今回、たくさんの器を運んでいただいた祥見知生さんに展覧会の前にうかがったお話を以下に掲載しています。今回の展示会への期待、そして器とその作り手のみなさんに対する強い愛情が伝わってきます。さらに「ごはん」への大きな思いも。ゆっくりと、祥見さんの言葉を味わってください。

*うつわ祥見 祥見知生さんに聞きました。
 ーー今回の札幌での展示会「ごはんのうつわ展2009」に持ってきていただく器について教えてください。
shokentomoo.jpg 「ごはんのうつわ展」は、最初は鎌倉のうつわ祥見と、同じ鎌倉のごはんの店イチカワヨウスケ君の「なると屋+典座」とでスタートしました。そして昨年2008年には福岡・高知・明石・輪島・東京の5つのギャラリーでも行いました。昨年5会場で開催したのは、一つのテーマを一つのギャラリーが行うよりも深く、広く、たくさんの皆さんに伝えられるのではないか、という思いから。2年かけて作家さん、ギャラリーさんにお話をして開催をしたのです。
 テーマは「ごはんをもう一度感じる」ということなんですね。ですから、必然的に、日々のごはんに欠かせない器たちの登場となります。点数はまだ未定ですが、800点〜1000点くらいにはなると思います。具体的には、めし碗、皿、鉢、小皿、そして、ごはんの後に欠かせないお茶の道具、お急須やお湯のみ、といった器たちになります。作家さんも、こう言ってはなんですが、豪華です(笑)。
 わたしが伝えたいと思う器って「なんでもないもの」がテーマでもあるのです。そういう日々使われる器=食べる道具としての「器」にこだわって、小野哲平さん、村木雄児さん、石田誠さんなど、器好きの皆さんもよく知っていらっしゃる作り手の方の器を中心に、10名以上の作家の器と一緒に札幌へ参ります。

 ーー今回の展示会の「テーマ」を一言でいうと、どういう言葉になるのでしょうか。
 さっきも触れましたが、「ごはんをもう一度感じる」ということですね。何気なく食べているごはん、ごはんが自分の身体とこころを「つくっているんだよ」ということを、もう一回ちゃんと感じて、だからこそ、それをいただく器も、ちゃんと見てほしい、選んでほしいって伝えたいですね。
 器って、本当にいろいろな器があるんですけれど、わたしはやっぱり「手」が気持ちがいいと感じられるものが「いい器」なんじゃないかと最近思うんです。それは見せかけの「かっこよさ」ではなくて、土とか、火とか、すごく根っこの部分で、わたしたちの身体・手が無理をしないで「ああ、いいなぁ」とか「ほっとするなぁ」とか素直に感じられるもの。それが結局「いい器」なんじゃないか、ということですね。
 いまは食文化も成熟して、日本にいながらにして世界中の食べ物が食べられるし、季節も関係なく、年中「美味しいもの」が手に入りますが、それってどうなのかなぁ…と、ぼんやりと思うんですね。わたしたち人間も季節によって体が少しずつ変化しているわけで、旬の食べ物をいただくっていうのは、本当に理にかなっていますよね。そういう「旬」の食べ物を食べることに気をつけていると、自然とそれを盛る器も素朴だけど力がある器になっていくんじゃないのかな、と感じます。
 だから、「ごはん」がテーマというのは、単に使いやすい器というのも大切だろうけれど、もっと野生児のよう気持ちで「これ使ったらごはんが美味しいだろうなぁ」なんて、想像しながら一つひとつの器を見てほしいですね。

 ーーご自身のギャラリーだけでなく、全国各地で展覧会を開いていらっしゃいますが、それはなぜですか。
gohan-no-utsuwa-ten.jpg 展覧会って、何かを手渡したり、何かを感じてもらう「場」だと思うんです。だから、鎌倉の小さな場所から、様々な場所にお邪魔して、わたしが信じている「器」をたくさんの方に見て、何か感じてほしいなぁと、そんな思いで、各地で展覧会をさせていただいています。
 『うつわ日和。』『日々の器』など、何冊か器に関する本を書いているのですが、お問い合わせをいただいても、実際に見ていただかないと器の良さはなかなか伝わらないと思うんですね。本を読んでいただいたけれども、なかなか鎌倉までは行けないわ…という方にも、なるべく各地で展覧会を開いて、器を手にとっていただく機会を作りたいと、いつも願っています。 

 ーー今回の展示では、どんな風に器を見たらよいのでしょう。
 実際に器を手に包んでみてほしいです。人気の作家さんの器というだけで求める方は最近あまりいないけれど、でも、雑誌などに載っていたからこの人の器がほしい…ということもあることはあるんです。そうじゃなくて、自分の手でその器を包んで、時間をかけて、一つの器と「出会って」ほしいですね。
 「手」って正直なんですよ。器の世界では「手取り」という言葉がありますが、器は一つとして同じものがないので、その「手取り」も器によって違うのです。一点ものではそうはいかないけれど、めし碗や湯のみなどは、たくさんあるなかから、自分の手で包んで選ぶことをお勧めしたいです。それは、インターネットで何かを買うのとは全く違う、器を選ぶ「喜び」のようなものです。楽しいですよ。

 ーー気に入った器とはどんな風に「付き合えば」いいのでしょうか。
 日々、使うことに尽きます。よい器だから大事にしまいこむという方もいらっしゃるけれど、それこそ、もったいないことだと思うのです。使うっていうのは、「ともに暮らす」ということですね。作り手がちゃんと作った器ですから、最初だけが美しいのではなく、使われて経年の変化であらわれる「何か」が美しいのです。愛おしいのです。それはきっと、器と過ごした自分だけの時間の「深み」だと思うんです。
 村木雄児さんがよく言われるのですが、器は作り手が半分、使う人が半分…、つまり、器は使う人によって「作られる」ものだということなんですね。わたしは、それを「器は育てるもの」と、考えています。器を求めていだだく方に器をお渡しするときに「育ててくださいね」ってお伝えするのは、そんな思いがあってのことです。

 ーーご自身の地元の札幌で展示会を開くことに、何か特別な思いはありますか。
meshiwan21.jpg あります。あります。やっぱり、北海道って、わたしにとってとても大事な土地なんです。それは、言葉にするとありきたりだけれど、そこにいてくれるから離れていても頑張れる…っていうのでしょうか。家族を思う気持ちと同じですね。去年はすごく忙しくてなかなか北海道に帰れなかったので、苦しくなって、年末が押し迫った時期に2日間だけ帰郷したんです。「一年間、北海道に帰れないなんて嫌だ!」って思えて。なんかアイドルのような忙しさに聞こえますが(笑)、家庭人なもので、自由に家を開けられなくてということなんですけどね。
 …わたしのことは置いておいて、実は「うつわ祥見」は過去に4年間ずっと、夏に「うつわ祥見INさっぽろ」という展覧会を時計台そばのギャラリーで開かせていただいていたんです。その4年間、毎年のように楽しみに足を運んでくださった皆さんに、またお会いするのも本当に楽しみでなりません。「一年器を買わずに待っていました」「また来年も楽しみに」とお手紙やメールをいただいて、本当に感謝しています。昨年一昨年と札幌での器展をせずに、西日本でも開催が多くなって、「札幌展」をぜひまたやりたい!!と、思っていました。だから、今回、また8月に開けることは、とっても嬉しいのです。

 ーー最近のお仕事、これからの予定について教えてください。
 昨年は外での展覧会が続きましたので、鎌倉のうつわ祥見では毎月、作家さんの個展を真面目に入れています。それと別に秋には「器と道具展」を東京で、世界遺産に登録された石見銀山に拠点をおく会社と一緒に「日本のかたち 美しいめし碗展」の開催も予定しています。
 「いつでも器を会える」をテーマに鎌倉駅そばには、今年5月に「utsuwa-shoken onari NEAR」もオープンしました。ここは、木曜日以外はいつも開いているので、器たちと一緒にいられる時間が増えて、わたし自身が楽しくてしょうがないんです。 その運営にも力を入れています。それから、今年11月末に出版が決まった器の本『器、この名もなきもの』(里文出版)の原稿書きにかかります。音楽のコーディネートも今以上にやっていくつもりです。

 ーーお仕事以外で、最近関心のあることは何ですか。
kawakami.jpg 仕事以外…関心ですか。肩こりの解消法ですかね(笑)。えーと、わたしって、すごく右脳人間なんですね。だからすべて「イメージ」で物事を考える癖があるんです。そのイメージでいうと、来年2010年って、人がこれからどこへ向かっていくのかの、何か「きっかけ」となる年であるように「感じる」んですね。そのことに興味があります。きっと、宮沢賢治も、司馬遼太郎さんも、わかりやすい人ではジブリの宮崎駿監督も、それぞれの仕事で「そのこと」を深く考えて作品を作っているんじゃないでしょうか。人がどこへ向かうのか。わたしは「土」に向かうと思うんですよ、ちなみに。わたしも都会にあこがれて東京を目指した人間だけれど、いまは、行き過ぎた都市生活のなかに人の幸せはないんでしゃないかって、本当に思うんですね。北海道とか、わたしの最近よくお邪魔する高知、沖縄とか…それぞれの土地でそのことを思っている人が発信することに興味がありますね。

<祥見知生さんプロフィール>
うつわ祥見、祥見知生編集室主宰。        
北海道生まれ。インタビュー記事を中心に雑誌に文章を書く。2005年3月『うつわ日和。』(ラトルズ)を出版。以来、文章を書き、自然光で写した写真を撮り、言葉と写真で本を作りながら、音楽の会、器の展覧会を北海道、大阪、京都、高知、兵庫、福岡など各地でで開いている。2009年3月株式会社SHOKEN 設立。うつわ祥見のホームページはこちらです。
また祥見さんは今年3月、「ほぼ日刊イトイ新聞」の「あの人の本棚」に登場、5冊を紹介されました。こちらでご覧いただけます。

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写真イベント「みんなのコドモ展」&「りす写真館」を開きました



pfesmain1.jpg2009年も、チョロンの夏恒例の写真イベントを7月18日(土)から26日(日)まで、本店で開きました。たくさんの写真好き、カメラ好きのみなさんにご来場いただきました。ありがとうございました!

pfes1.jpg毎年夏は「フォトフェス」として、写真のイベントを開いてきましたが、今年はちょっと趣向を変えての開催。写真好き、カメラ好きが集まるインターネットのサイト「カメラピープル(通称カメピ)」を運営するモノグラムが全国から募集したコドモをめぐる写真を本店2Fスペースと、同じビル4Fのマッキナフォトにたくさん展示したほか、ちょうど同時期に札幌の別会場で写真イベントを行っていた雑誌「Re:S(りす)」、ウェブ「しゅうかんRe:Sの方々も一緒になって、写真について楽しみ、考え、語り合いました。

2Fスペースの展示は「いまのコドモ写真展」。たくさんのいまのコドモたちが見せるさまざまな表情をとらえた写真200点をずらーりと展示しました。思わず顔がニンマリしてしまうようなコドモ写真が全国から集まりました。

P1110505.JPG.jpegまた2Fの同じスペースでは「オトナになるキミへ」をテーマに全国から募集した、コドモたちの写真集「Photoback BUNKO」50作品も展示。Photobackはインターネットで自由に編集できる写真集作製サービス。BUNKOはその文庫本サイズ版です。コドモたちがいつかオトナになったときに見せたい、読ませたい、厳選されたBUNKO作品がそろいました。

いまのコドモ写真とコドモBUNKOは人気投票も実施。みなさんにじっくりご覧いただき、好きな作品を選んで投票していただきました。ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。全国巡回後に最終結果が発表される予定です。

4Fマッキナフォトの展示は「むかしのコドモ写真展」。昔、両親やおじいちゃん、おばあちゃん、親戚のおじさんが撮ってくれた、アナタのコドモ時代の写真約100点を展示しました。年数を経て味の出た写真がたくさん並びました。テレビに出演している自分の姿を、親が画面ごと撮影してくれたという作品もありました。

P1110583.JPG.jpeg会期中の18日には「みんなのチェキ撮影交流会」を開催。新型機が発売されたばかりのフジフイルムのインスタントカメラ「チェキ」を1台ずつ持って、会場近くを散歩しながら楽しく撮影しました。撮影後は1人3枚ずつをセレクトしフレームに入れて発表しました。ちょっと天気が悪かったのですが、光の感じもばっちり。みなさんの素晴らしい仕上がりに笑顔があふれました。

P1110624.JPG.jpeg19日はトークイベント「アルバムつくっていますか?」を開きました。カメピを運営するモノグラムの佐藤嘉宏さん、ミヤモトタクヤさんと、「Re:S(りす)」の編集長藤本智士さん、写真長の伊東俊介さんが、それぞれのコドモ時代のアルバムを見ながら、写真アルバムをつくることの大切さや楽しさについて語りました。藤本さんは「写真を撮っても、デジカメのデータやパソコンの中に残したままという人がほとんど。写真をアルバムに貼って形にして残しておかないと、絶対になくなってしまう」。ミヤモトさんも「写真を撮って、現像して、貼る写真を選んで、コメントを付けて形にする。アルバムを見れば親の愛情を本当に感じますね」と話していました。

P1110642.JPG.jpeg20日は1日限りの「りす写真館」が開館。写真家伊東俊介さんのライフワーク的活動で、記念写真、家族写真をモノクロで撮影し、手現像、手プリントの職人技で作品に仕上げます。たくさんの方が家族写真、記念写真を撮影されました。中には愛犬と一緒にという方もいらっしゃいました。

pfes3.jpg会場には全国でこれまで開催した、りす写真館で撮影された、写真もびっしりと展示。どの写真もみなさん素晴らしい笑顔で納まっていて、とても素敵でした。

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「葉っぱカタログ」展を開きました



IMG_0100.JPG.jpeg2009年6月3日から19日まで、チョロン代官山の店内で、かわいい葉っぱの植物を紹介した緑愛好初心者のための本「葉っぱカタログ」(原田奈々・写真、行達也・文、mille books刊)の発売記念の写真展を開きました。

会期中には原田さん、行さんと一緒に写真を撮りに出かけるイベントや、JAZZユニットachordion(アコーディオン)のライブも行いました。

IMG_0092.JPG.jpeg店内のスペースに緑の写真がずらりと並んだほか、雑貨を置いている棚のあちこちにも葉っぱ写真を展示。店の中なのに緑の中にいるみたいで、とっても気持ちがいい。そして葉っぱのさまざまな姿にあらためてはっとさせられました。

原田さんは書籍、雑誌のほか、CDジャケットや映画のスチール写真など多方面に活躍中。主な著書には、クラムボンやソロで活動している音楽家原田郁子さんと一緒に作った「ツーリズモ」や、「ピアニスト」「てぃーだぬーふぁ」などがあります。その作品は自然体で、光が美しい。今回撮影された葉っぱも光輝いているようです。


IMG_0115.JPG.jpeg会期中の6日には原田奈々さんと、文章を書かれた、下北沢にあるモナレコードのマスター行達也さんをお招きして、お二人と一緒に散歩しながら、葉っぱの写真を撮影するイベントを行いました。

あいにくの小雨模様で、集まっていただいたみなさんもちょっと残念そうでしたが、準備をしているうちにちょうど雨が上がり、みんなで外へ。それぞれに愛用のカメラを携えて、お店の近所をぶらぶらと歩きました。ちょっとぬれた葉っぱもまたかわいい写真になったのではないでしょうか。

IMG_0125.JPG.jpeg撮影から帰ったみなさんを待っていたのは、Sunday Bake Shop嶋崎かづこさん特製の葉っぱなどをモチーフにしたかわいいお菓子。ハイビスカスのお茶を飲みながら、おいしくいただきました。全員で自己紹介と自分の好きな葉っぱについて「発表」。原田さんと行さんのお話もみなさんとても楽しそうに聞いていらっしゃいました。参加した方々でSNSのコミュニティをつくるという話も盛り上がっていました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

achordionのライブは12日に行いました。お二人には展示にちなんで、緑に関係のある曲ということで、ジョニ・ミッチェルの「Little Green」、サッチモの「What A Wonderful World」も演奏していただきました。緑でいっぱいの店内に、さわやかでチャーミングなachordionの演奏がぴったりで、とても清々しい夜になりました。

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旅する映画館04 ジャック・タチの「のんき大将」を開きました



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2009年5月15日(金)、16日(土)、本店2Fスペースで、移動映画上映会「旅する映画館 04」を開きました。季節ごとに開いている「旅する映画館」も4回目。今回はジャック・タチの「のんき大将」を上映しました。毎回ご参加くださるお客様に今回もいらしていただいたほか、初めての方もいらっしゃっいました。みなさん、ありがとうございました!

P1100770.JPGジャック・タチ扮する、郵便配達人フランソワが「アメリカ式郵便配達」に負けじと村じゅうを自転車で走り回るコメディー作品。映画がおもしろいのはもちろんですが、毎回映画を担いで札幌までやって来てくれる、シネクラブキノ・イグルー有坂さんの解説も楽しい。有坂さんによると、現在パリではジャック・タチの「生誕102年」を記念した大規模な展示が行われているとのこと。なぜ100年ではなく102年なのかという疑問もわきますが。タチの他の作品のエピソードや、タチと「Mr.ビーン」の関係性についての考察など、興味深い話もたくさん聞かせてくださいました。

P1100758.JPGまた、上映前後には、今回お菓子で初参加のSunday Bake Shop嶋崎かづこさん、チョロンの菊地智子も加わった3人トークも。何も決めないで話し始めるので、とりとめない感じです。なぜか服装がギンガムチェックでかぶったことや、ジンギスカンを食べにいったことが話題になっていました。もちろん、そんな話ばかりでもなく、ちゃんとおもしろい部分もありました(多分)。

RIMG0392.JPGそして、何といっても今回は嶋崎さんのお菓子が大好評! 旅する映画館では毎回、おいしいフード付きで映画を楽しんでいただいています。今回嶋崎さんが用意してくれたのは、春のピクニックをイメージしたという、お菓子の詰め合わせ「スコーンBOX」(スコーン2種類、バナナのブラウニー、キャロットケーキ、ショートブレッド2種類入り)とミルクティー。おいしい! 楽しい! 豪華! お客様にとっても喜んでいただきました。

次回、第5回は初秋の予定です。秋にぴったりの作品を上映します。

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