| cholon 札幌 : これまでのLive |


小さな音楽会 vol.10 歌とチェンバロによるクリスマスコンサート


2008年12月20日(土)夜、cholonの小さな音楽会の10回目となる「歌とチェンバロのクリスマスコンサート」を本店で開きました。札幌を拠点にオペラの舞台等で活躍している声楽家の小貫多喜子(おぬき・たきこ)さん、各地での演奏活動に忙しいチェンバロ奏者の明楽(あけら)みゆきさんのお二人をお迎えして、やさしく、うれしい、クラシックの調べを楽しみました。
本店1Fの売り場には、明楽さんが車に載せてご自身で運んできてくれた、素敵なチェンバロが置かれました。チェンバロをこんなに間近に見るのは初めてでしたが、清々しい装飾が施されていて、驚くほど美しい楽器でした。そして音色ももちろん素晴らしかった。優雅な音が本店のスペースによく響いていました。

コンサートはカッチーニの「アヴェマリア」でスタート。この日はクリスマスにちなんだ曲ばかりを演奏してくださいます。小貫さんのしっかりと確信に満ちた歌声に、切ない旋律のこの曲は本当にぴったり。小貫さんの歌声が、明楽さんの華麗なチェンバロと一体となり、会場を包み込みます。続くバッハ/グノーの「アヴェマリア」も素敵でした。
途中には小貫さんがイエス誕生の絵本を朗読し、明楽さんが聖歌で伴奏するという試みも。しっとりとした朗読、美しい演奏に、夢を見ているような気持ちになりました。
クラシックのステージではあまり聞くことのできない、曲間のおしゃべりも楽しかったです。実はこの日は小貫さんの誕生日。控えめに(?)そのこともお話しされると、みなさんから祝福の拍手がわき起こりました。

休憩時間には、美しいチェンバロにお客様の関心が集中。明楽さんが音が出る仕組みを詳しく説明してくれます。わざわざ楽器の一部を取り外してまで説明してくれました。細工の素晴らしさにもみなさんびっくりされたようで、写真を撮る方が大勢いらっしゃいました。
休憩が終わり後半はポピュラーな曲も交えて。ヘンデルの「涙のアリア」、バッハの「主よ人の望みの喜びよ」「マタイ受難曲」でステージも盛り上がり、アンコールではお客様も一緒になって「きよしこの夜」を歌いました。静かな夜に、歌声が響き、とても、幸せな気持ちになりました。小貫さんも明楽さんもチョロンの会場の響きを気に入ってくださったようです。
