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2009年02月

| cholon 札幌 : これまでのLive |


小さな音楽会 vol.11 キッコリーズ楽団演奏会



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2009年2月21日、今年初めての「小さな音楽会」には、地元・札幌で活躍中の「キッコリーズ」をお招きしました。音楽のこぎりを使ったユニークなサウンドで、切なくて、心があたたかくなる音楽を聴かせてくれるキッコリーズ。普段はのこぎりと歌のカポウさん、ギター・バンジョーの池田靖司さん、バイオリンの鈴木裕さんの3人組ですが、今回は特別編成の「キッコリーズ楽団」での登場です。それぞれに活躍している出田寿一さん(パーカッション)、釜鈴徹さん(ベース)、福由樹子さん(キーボード)、古舘賢治さん(ギター、ボーカル)が加わり7人の大編成。楽器の持ち替えも多く、その置き場も確保するために狭い店内の約半分をステージにして、演奏が始まりました。

P1090713.JPGカポウさんの伸びやかなのこぎりの音が会場に響き渡ります。心をふるわせるような美しい演奏に、最初の数曲で早くもぐっときて涙ぐんでいるお客様もいます。のこぎり演奏を聴くのはこの日が初めてというお客様も。みなさんとても熱心に聴いていらっしゃいました。

7人による重厚で確かな演奏。カポウさん、古舘さんの歌声も素晴らしく、さわやかな迫力に満ちています。楽しくて、おもしろくて、うきうきして、切なくて。キッコリーズの世界にどんどん引き込まれます。

P1090719.JPGカポウさんと古舘さんは「拳法」(ケンジとカポウでケンポウです)という別ユニットも組んでいるんですが、このユニットは素敵な演奏のほか古舘さんの「微妙MC」でも評判です。この日のキッコリーズ楽団でも、古舘さんのMCは絶好調の微妙さ具合。楽団のメンバーは互いに顔を見合わせ、会場からはあたたかな失笑が漏れていました(写真は微妙MC中の古舘さん=後方=と、素敵な反応を見せるカポウさん)。

cholonk.jpg休憩を挟んでの後半は、チョロンの店主・菊地智子がチェロで、スタッフのキクチマコトがリコーダーやトロンボーンで仲間に入れてもらい数曲演奏しました。このために新曲を作っていただいたり、まったく新しいアレンジの譜面を書いてきていただいたり。一緒に演奏させていただき感激です(演奏の質はさておき)。それにしてもリコーダー3本でファンクを演奏するなんてキッコリーズ楽団以外ではありえません。池田さんのソウルフルなリコーダーソロ(&ダンス)は圧巻(?)でした。

kicco.jpgアンコールの「candles」では、入場の際にお客様全員に配っておいた鈴を手に付けていただき、演奏に加わっていただきました。ハンドベルやトイピアノ、グロッケン、ピアニカなどのハーモニーに、きらきらとした鈴の音が重なり、会場はほんわりとあたたかい空気に包まれました。外は吹雪でも、会場の中はぽかぽかでした。きっとみなさんの心の中もぽかぽかだったに違いありません。ラストは「Blue sky blues」で大盛り上がり。手拍子をするお客様全員がにこにこの笑顔になっていて、こちらもとてもうれしくなりました。楽しくて、胸がじーんとする、素晴らしい小さな音楽会になりました。


RIMG1201.JPG終了後にメンバー全員で記念撮影。カポウさんには「また、ぜひ楽団で演奏したいと思います」と言っていただきました。こちらこそ、ぜひまたよろしくお願いします。そして打ち上げではチムチムに出前をお願いした特製カレーをみんなで食べて、盛り上がりました。おいしかった。ライブにいらしていただいたみなさん、そしてキッコリーズ楽団のみなさん、本当にありがとうございました!

| cholon 札幌 : これまでのGallery |


keiko kurita写真展「White H2O」を開きました



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写真家keiko kuritaさんの個展「White H2O」を2009年1月30日(金)から2月8日(日)まで、本店2Fスペースで開きました。たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。

P1090245.JPG「白いH2O」をテーマに、アイスランドやノルウェーで撮影された雪景色など18点を展示。どれも静かで、やさしく、清々しい迫力に満ちた力作ばかりでした。窓の外に雪がちらつく冬の札幌で作品を観ることで、より深みが増して感じられました。


P1090029.JPG会期中には2度のワークショップとスライド上映会も開きました。ワークショップには2回合わせて11人が参加。kuritaさんから冬の野外撮影についての講義を聞いた後、みんなで雪の積もった円山公園へ出かけます。1時間ほどで、それぞれフィルム1本分の撮影をした後、フィルムを回収、現像し、出来上がったプリントを使って8ページの小さな本を作りました。みなさん素敵な出来映えでした。kuritaさんのアドバイスも受けながら、和気あいあいと、しかし真剣に。みなさんに楽しんでいただいたようです。

スライド上映会では、アイスランドでの作品撮影の合間に撮られたスナップ写真など80枚を上映しながら、kuritaさんが解説。アイスランドの魅力を伝えたいという熱のこもったkuritaさんのおしゃべりに参加したみなさんは笑ったり、関心したり。「アイスランドへ行ってみたくなりました」という方が続出しました。

P1090152.JPGkuritaさんにとってはだれも知り合いのいない札幌での個展開催。kuritaさんも最初は不安そうでしたが、終わるころにはたくさんの友人、知人ができたようです。会期中にはあちこちに出かけて北海道の雪の風景も撮影。泊まりがけでの支笏湖撮影や、新篠津でのワカサギ釣りの体験・撮影も満足いくものとなったようです。最後には「北海道に住みたいです」とまでおっしゃっていました。

1kuritasanDM.jpg4月からはアイスランドの首都レイキャビクでの個展が開かれる予定になっており、3月早々に日本を離れられるとのこと。アイスランドから帰って来たら、今回北海道で撮影した作品も携えて、また札幌へいらしていただきたいと思います。


<作家プロフィール> 
1975年神奈川県生まれ。写真家。2006年ゴールドスミス・カレッジ・ロンドンの大学院メディア科修了。03〜07までロンドンを拠点とした制作・展示活動を行う。現在は日本を拠点に、展示会やエディトリアルを中心に活動を行う。2009年4月アイスランドのレイキャビク写真美術館で個展開催予定。
オフィシャルサイトswimming with a spacy monster
*主な展示
2008 08 『tree/ sleep』個展(東京・monogram gallery)
2008 04 『H2O』個展(東京・PUNCTUM Photo+Graphix Tokyo)
2006 07 『innocent water』ゴールドスミス大学院卒業展(ロンドン・bargehouse)
*主な出版物
aquatic water』(UTRECHT/2007年9月)
Milk Tea』いがらしろみとの共著(mille books/2007年6月)
*主なメディア掲載
『カメラ日和』2008年11月号(第一プログレス)
『PhotoGRAPHICA』 2008 summer (MdN) 付属 『Young Photographer's File』