写真家keiko kuritaさんの個展「White H2O」を2009年1月30日(金)から2月8日(日)まで、本店2Fスペースで開きました。たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
「白いH2O」をテーマに、アイスランドやノルウェーで撮影された雪景色など18点を展示。どれも静かで、やさしく、清々しい迫力に満ちた力作ばかりでした。窓の外に雪がちらつく冬の札幌で作品を観ることで、より深みが増して感じられました。
会期中には2度のワークショップとスライド上映会も開きました。ワークショップには2回合わせて11人が参加。kuritaさんから冬の野外撮影についての講義を聞いた後、みんなで雪の積もった円山公園へ出かけます。1時間ほどで、それぞれフィルム1本分の撮影をした後、フィルムを回収、現像し、出来上がったプリントを使って8ページの小さな本を作りました。みなさん素敵な出来映えでした。kuritaさんのアドバイスも受けながら、和気あいあいと、しかし真剣に。みなさんに楽しんでいただいたようです。
スライド上映会では、アイスランドでの作品撮影の合間に撮られたスナップ写真など80枚を上映しながら、kuritaさんが解説。アイスランドの魅力を伝えたいという熱のこもったkuritaさんのおしゃべりに参加したみなさんは笑ったり、関心したり。「アイスランドへ行ってみたくなりました」という方が続出しました。
kuritaさんにとってはだれも知り合いのいない札幌での個展開催。kuritaさんも最初は不安そうでしたが、終わるころにはたくさんの友人、知人ができたようです。会期中にはあちこちに出かけて北海道の雪の風景も撮影。泊まりがけでの支笏湖撮影や、新篠津でのワカサギ釣りの体験・撮影も満足いくものとなったようです。最後には「北海道に住みたいです」とまでおっしゃっていました。
4月からはアイスランドの首都レイキャビクでの個展が開かれる予定になっており、3月早々に日本を離れられるとのこと。アイスランドから帰って来たら、今回北海道で撮影した作品も携えて、また札幌へいらしていただきたいと思います。
<作家プロフィール>
1975年神奈川県生まれ。写真家。2006年ゴールドスミス・カレッジ・ロンドンの大学院メディア科修了。03〜07までロンドンを拠点とした制作・展示活動を行う。現在は日本を拠点に、展示会やエディトリアルを中心に活動を行う。2009年4月アイスランドのレイキャビク写真美術館で個展開催予定。
オフィシャルサイトswimming with a spacy monster
*主な展示
2008 08 『tree/ sleep』個展(東京・monogram gallery)
2008 04 『H2O』個展(東京・PUNCTUM Photo+Graphix Tokyo)
2006 07 『innocent water』ゴールドスミス大学院卒業展(ロンドン・bargehouse)
*主な出版物
『aquatic water』(UTRECHT/2007年9月)
『Milk Tea』いがらしろみとの共著(mille books/2007年6月)
*主なメディア掲載
『カメラ日和』2008年11月号(第一プログレス)
『PhotoGRAPHICA』 2008 summer (MdN) 付属 『Young Photographer's File』