松本寛司『木工』〜東京組

木の器、木のスプーン、木のアクセサリー。木工作家・松本寛司さんの作品を手にしていると、ぐっと自然と近くなるような気がします。何十年もの間、大地で生き続けてきた「木」。そこに刻まれた年輪や木目がそのままの姿で生かされた作品は、私たちに木のおおらかさや温もりを伝えてくれます。
岐阜県・多治見市に工房を構え、日々ひたすら木と向き合う毎日。ほとんどが手作業という、気の遠くなるような時間と手間を費やし、松本さんはひとつひとつ、作品を生み出して行きます。そのカトラリーは、やさしく手や口になじんで使い心地がよく、その器は、テーブルの上で陶器やガラスなど他の素材と組み合わさって料理を引き立ててくれます。
もともとは仏像の制作をしていた松本さんですが、もっと暮らしに近いものを、と器やカトラリーを作り始めたそう。まわりの陶芸家仲間たちから刺激を受けつつ、「木ができること」の可能性を探り続けています。それは、手作業とは思えないほど軽くて薄いトレイだったり、削り跡を残したぼってりとした器だったり、顔や楽器を模したオブジェやアクセサリーだったり。つねに考え進化する松本さんの作品は、出合うたびに新鮮で、独自性があり、ユニークです。
そんな松本さんの作品が、東海から海を越えて北海道へ、長い長い旅をします。北海道のみなさん、ぜひ松本さんの作品に実際に触れて、その温もりを確かめてみてください。北の大地で、松本さんの「木」が、みなさんの暮らしの中に根づきますように。
*松本寛司さんに聞きました。
Q1.旅するもみじ市ではどんな作品を作る予定ですか?
旅先なので、小さめのアイテムを充実させ、リュック1つで旅立つのが目標です。
Q2.旅するもみじ市で最も楽しみなことは?
北海道の作り手と知り合い、話ができたらなとおもいます。
Q3.お客様に一言。
北海道はバイクで走り回った事があり、また、それはとても楽しい思い出です。今回も良い出会いを楽しみに遊びに行きますので、よろしくお願いします。


