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2010年02月 アーカイブ

| cholon 代官山 : これまでの手作り教室 |


文庫本画廊を作りました



20100131_1181734.jpg本のある生活をふやすために、新たな本のあり方を模索し、人と本が出会う素敵な偶然を演出するユニット「ブックピックオーケストラ」による展示会「文庫本画廊」を2010年1月30日から2月11日まで、チョロン代官山の店内で開きました。会期中の1月30日と2月7日にワークショップも行いました。

初日のワークショップには6人の方々にご参加いただき、ブックピックオーケストラの川上代表と功刀さんの指導で、自分だけの文庫本画廊づくりにチャレンジしました! 細かい作業が多く、なかなか苦労しましたが、みなさん、自分の好きな文庫本を使って、素敵な作品を完成させました。

文庫本画廊は、文庫本の表紙の絵に額縁を付けて、絵画作品のように鑑賞しようというもの。本をすっぽりと袋に入れてしまってタイトルや著者名は分からないようにし、袋に開いた窓からは純粋に絵だけがのぞいています。本の内容を想像する楽しみもあり、なかなかに味わい深い。本のあらゆる側面を愛するブックピックオーケストラらしい、おもしろさにあふれたアイテムです。

6人のみなさんが持参した文庫本もさまざま。なるほど味わい深い表紙絵の本ばかりです。それでは作業スタート。最初に、袋の表面に記す作品データを、文庫本の奥付を見ながら書き写します。著書名、著者名は必要ありません。装幀家や画家の名前、作品の大きさ、出版年などです。絵画ですからね。書き写したら本のサイズ(厚さ)に合わせて、紙に折り目を付けていきます。これが本をすっぽり包む袋になります。割としっかりした紙なのでカッターの背で跡を付けてから折り込みます。
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次は表紙の絵のどの部分を作品として見えるようにするのかを考え、袋に開ける窓の大きさを決めます。タイトルや著者名が見えないように。ここで作品の感じが決まるのでみなさん慎重です。何度も定規で大きさを測ってみます。大きさが決まったら鉛筆で下書きして、カッターで切り抜きます。慎重に、慎重に。みなさん、うまく窓が開いたようです。
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開いた窓に内側からフィルムを貼ります。額縁のガラスにあたる部分ですね。フィルムを貼ることでぐっと作品らしくなります。おっと、いつの間にか、三角窓にしている方がいますね。右上には小さい窓も開いています。おー、チャレンジングですねー。ブックピックの川上代表も「三角は初めて…。大胆ですね…」。
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開いた窓に、細い木を使って額縁を付けます。いよいよ作業も佳境です。額縁を好きな色で塗りました。表紙絵の色合いに合わせて色を選びます。金や銀のゴージャスな色もいいですね。この額縁の取り付けがなかなかたいへん。四隅の部分は、それぞれの木材がぴったりと接するように、断面を斜めにカットして合わせるんですが、この角度に切るのが難しい。ちょっと隙間ができてしまったり、浮いてしまったり。やすりで微調整しながら、きっちりと合わせていきます。川上代表がみなさんの間を回ってお手伝い。
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額縁ができたら、完成まではもう少し。ひもを通すための穴を開け、ハトメを取り付けます。そして最後はしおりひも(スピン)を通します。このスピンにも工夫があって、引っ張ると本全体がするすると上がってくる仕組み。通す順番が違うと本が出てこなくなってしまうので、間違えないように。最後にスピンの端を「文庫本画廊」と書かれたシールでとめて完成です! 
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みなさん、素晴らしい出来。どれも個性的で、絵画作品として成立していますねー。素敵です。文庫本の表紙として何気なく見るのと、こうして額縁が付いた形で見るのとでは、ずいぶん印象も違います。みなさん、ご苦労さまでした! ぜひ飾ってくださいね。